ドメインパワーとは?調べ方と上げ方を初心者向けにやさしく解説

ホームページを公開してしばらく経つのに、なかなか検索結果に出てこない。
そんなお悩みを抱えて調べているうちに、「ドメインパワー」という言葉にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
なんとなく「強いほうがいいらしい」とは分かっても、何を指す言葉なのか、自分のホームページはどうなのかまではイメージしにくいものです。
この記事では、ドメインパワーの意味から無料での調べ方、そして数値がまだ低い段階での戦い方まで、Webの知識がない方にも分かるように解説します。
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目次
ドメインパワーとは検索エンジンからの信頼度を示す数値
ドメインとは、ホームページの住所にあたるものです。
この住所が検索エンジンからどれくらい信頼されているかを、0から100の数値で表したものがドメインパワーです。
数値が高いほど「このサイトの情報は信頼できる」と見なされている状態を指します。
長く運営されていて、たくさんのサイトから紹介されている大手企業のホームページは、この数値が高くなる傾向があります。
ただし、ひとつ知っておいていただきたいことがあります。
それは、Googleが公式に発表している指標ではないということです。
Googleの担当者であるジョン・ミューラー氏も、この数値を検索順位の判断には使っていないと明言しています。
実際に計算しているのはMozやAhrefsといったSEO分析ツールの提供会社で、それぞれが独自の方法でスコアを出しています。
とはいえ、まったく意味のない数字というわけではありません。
サイト全体の実力をおおまかに把握したり、競合と比べたりするものさしとして参考にできるため、多くの現場で活用されています。
ドメインパワーが高いホームページに生まれる2つのメリット
検索結果で上位表示されやすくなること
同じような内容の記事を2つのサイトが公開した場合、信頼されているサイトのほうが上位に表示されやすくなります。
検索エンジンが「何が書かれているか」だけでなく「誰が発信しているか」も判断材料にしているためです。
裏を返すと、内容では競合に負けていないのに順位が伸びないとき、その原因はサイト全体の信頼度の差にあるのかもしれません。
新しいページが早くインデックスされること
検索エンジンは、クローラーと呼ばれるロボットがサイトを巡回して情報を集めています。
集めた情報がデータベースに登録されることをインデックスと呼び、これが済まないとどれだけ良い記事も検索結果には表示されません。
信頼されているサイトはロボットが訪れる回数が多く、公開から数時間で検索結果に反映されることもあります。
一方で立ち上げたばかりのサイトでは、数日から数週間かかるケースも珍しくありません。
ドメインパワーを無料で調べる方法とおすすめツール3選
自分のホームページの数値を知りたいときは、専用のツールを使います。
代表的なものは次の3つです。
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| パワーランクチェックツール | 日本語対応で操作が簡単、URLを入力するだけで数値が出る |
| Moz | 世界的に有名で、Domain Authority(DA)という名前で表示される |
| Ahrefs | 被リンク調査に強く、Domain Rating(DR)という名前で表示される |
「どれを使えばいいのか分からない」という方は、まずパワーランクチェックツールだけで十分です。
URLを入力してボタンを押すだけで数値が表示され、無料で使えます(1日の利用回数に上限があります)。
MozとAhrefsは表示が英語で、機能も本格的なぶん最初は戸惑いやすいツールです。
また、ツールごとに計算方法が違うため数値もそろいません。
比べるときは同じツールに統一するようにしてください。
関連記事:【無料ツールで簡単】被リンクチェック完全ガイド|被リンク数の調べ方・競合分析・獲得戦略|株式会社ALL WEB CONSULTING
ドメインパワーの数値の目安と競合との比べ方
数値が分かると、次に気になるのは「これは高いのか低いのか」という点だと思います。
おおよその目安は次のとおりです。
| スコア | 状態の目安 |
|---|---|
| 10未満 | 開設して間もないホームページ |
| 10〜30 | 少しずつ評価が積み上がってきた状態 |
| 30〜50 | 企業のホームページとして十分に戦える水準 |
| 50以上 | 大手企業や全国規模のメディアが中心 |
ここで大切なのは、比べる相手を間違えないことです。
地域で営む一店舗のホームページと、全国展開する大手チェーンのサイトを比べても得るものはありません。
見るべきなのは、同じ商圏でお客様を奪い合っている同業他社です。
その相手が20なら、目指すべきは50ではなく25で十分ということになります。
数値の大きさそのものではなく勝ちたい相手との差で考えると、やるべきことがぐっと具体的になります。
ドメインパワーを決める3つの要素
数値がどうやって決まるのかを知っておくと、打ち手が見えてきます。
大きく分けると次の3つです。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 被リンクの質と量 | 他サイトから貼られたリンクで、数よりもどんなサイトからもらったかが重要 |
| コンテンツの質と量 | 知りたいことに答える記事の蓄積で、薄い記事を量産しても評価されない |
| 運営期間 | 長く続けるほど信頼されるが、更新せず放置していると意味がない |
被リンクは、いわば他社からの推薦状のようなものです。
ただ、自分の意思だけで増やせるものではないという難しさがあります。
だからこそ、紹介したくなる中身をつくることが最短ルートになるわけです。
ドメインパワーが0でも検索流入を増やす4つの工夫
取得したばかりのドメインは、当然ながら数値は0です。
ここで「大手には勝てない」とあきらめてしまう方がいらっしゃいますが、その必要はまったくありません。
ドメインパワーは検索順位を決めるすべてではなく、戦う場所を選べば十分に上位を取れるからです。
具体的には、次のような進め方をおすすめしています。
- 検索する人の多い言葉ではなく、「金沢 ホームページ制作 費用」のような具体的なキーワードから狙う
- 地域名を組み合わせて、全国区の大手が力を入れていない領域で勝負する
- Googleビジネスプロフィールを整えて、地図検索からの流入をつくる
- SNSやチラシなど検索以外の接点を増やし、会社名で検索してもらえる状態を目指す
大手が強いのは、あくまで多くの人が検索する大きなキーワードです。
お客様が本当に困って検索する具体的な言葉であれば、規模の小さいサイトのほうが的確に答えられることは珍しくありません。
ドメインパワーを上げる4つの方法
長い目で見て数値を育てるには、地道な積み重ねが必要です。
特別な裏技はなく、次の4つを続けることに尽きます。
- お客様の疑問に丁寧に答える記事をつくる
- 公開して終わりにせず、古くなった情報を見直す
- 会社名やサービス名が他のサイトやSNSで紹介される機会をつくる
- これらを半年、1年と止めずに続ける
3番目は、サイテーションと呼ばれる考え方です。
リンクが貼られていなくても、名前が話題に出ること自体が信頼の証になります。
弊社も月2万アクセスを超えるメディアの立ち上げと運営を経験していますが、最初の3か月ほどはほとんど数字が動きませんでした。
Googleも、施策の効果が表れるまでには4か月から1年ほどかかると案内しています。
すぐに結果が出なくても不安にならず、半年先を見据えて月に数本ずつ積み上げていくつもりで取り組んでみてください。
ドメインパワーの土台になる独自ドメインとリニューアル対策
見落とされがちですが、ホームページを作る時点の選択が後々のドメインパワーに影響します。
たとえば無料のブログサービスでサイトを作った場合、その住所は運営会社のドメインを一部借りている状態です。
どれだけ良い記事を書いても、その評価はサービス側に蓄積されていきます。
事業として長く続けるのであれば、自社専用の独自ドメインを取得しておくほうが確実です。
リニューアルで住所が変わるときも注意が必要です。
古いページから新しいページへ正しく転送する設定をしないと、それまで積み上げた評価がリセットされてしまいます。
これから制作やリニューアルをお考えの方は、この2点だけでも制作会社に確認しておくと安心です。
ドメインパワーを上げるときの3つの注意点
早く数値を上げたい気持ちから、遠回りどころか後戻りになってしまう方法に手を出すケースがあります。
次の3つにはご注意ください。
被リンクを購入しないこと
「被リンクを何本つけます」という営業を受けることがありますが、リンクの売買はGoogleのガイドライン違反です。
最悪の場合、検索結果に表示されなくなるペナルティを受ける可能性もあります。
知識のない方ほど狙われやすいので、うまい話には乗らないようにしてください。
中古ドメインを安易に使わないこと
過去に使われていたドメインを買えば数値を引き継げるという話もありますが、悪い評価も一緒に引き継ぎます。
Googleも中古ドメインの悪用への対策を進めており、期待するほどの効果は見込めません。
数値の上昇そのものを目的にしないこと
ドメインパワーが10上がっても、お問い合わせが増えなければビジネス上の意味はほとんどありません。
目的はお客様に見つけてもらうことだという点は、忘れないようにしたいところです。
ドメインパワーに関するよくある質問
どのくらいの期間で上がりますか
早くても3か月ほど、はっきり実感できるまでには半年から1年ほどかかるとお考えください。
更新を止めると下がることもあるため、続けることが何より大切です。
ツールによって数値が違うのはなぜですか
計算方法が各社で異なり、統一されたルールがないためです。
自社と競合を比べるときは、必ず同じツールで測るようにしてください。
サブドメインを使ってもよいですか
既存サイトの評価をある程度引き継げる可能性はありますが、内容の関連性が薄いと別サイト扱いになることもあります。
迷う場合は、扱うテーマが同じかどうかを基準に判断するとよいでしょう。
ドメインパワーは正しいホームページ運営で育つ数値
ドメインパワーは、狙って直接引き上げられる数値ではありません。
お客様の役に立つ情報を発信し、丁寧にホームページを育てた結果として、あとから付いてくるものです。
数値がまだ低くても、競合を選び、戦う言葉を選べば、検索から新しいお客様に出会うことは十分にできます。
まずは自社のドメインパワーを一度測り、同じ商圏の同業他社と見比べるところから始めてみてください。
ワイウェブでは、金沢を拠点に、ホームページ制作からSEOを意識したキーワード設計、公開後の運用までを一貫してサポートしています。
「何から手をつければいいか分からない」という段階のご相談も大歓迎です。
ちょっとした疑問でもかまいませんので、お気軽にお問い合わせください。
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